手数料年利15%の恐怖: リボ払いはやってはいけない

資産運用

「毎月、節約してるつもりだけど貯蓄が増えない。」と言われる方は意外と多いです。

資産運用を始める前にやるべきことは「お金を守る」ことが重要。自己破産する方は、収入が少ない人ではなく、超、お金が出て行ってしまう人である。まずはお金を守るためにやってはいけないことの一つであるリボ払いの落とし穴を紹介します。

ここでは、

  1. リボ払いの仕組みを理解することができます。
  2. リボ払いの落とし穴を理解することでお金を守ることができます。

リボ払いとは

この時計50万かぁ。手持ちないな。

毎月、定額1万円で支払っていく方法がありますよ。

えつ、1万円でいいの。

はい、手数料はかかりますが。

買います!!

リボ払いとは(リボルビング払:拳銃のリボルバーからくる)

クレジットカードの支払方法のひとつで、利用金額や件数にかかわらず毎月ほぼ一定額づつを支払う方法。急な出費や高額な買い物でも、毎月の支払額は一定なので家計を管理しやすいのが特徴。

リボ払い落とし穴①手数料のカラクリ

リボ払いの手数料は「利用残高」に対して発生します。(*元利定額方式と元金定額方式2通りある)

リボ払い手数料 = 利用残高 × 金利 × 利用日数÷365

リボ払い手数料は、毎月の利用残高に対してかかる手数料であり、毎月の支払を少なく設定すると利用残高の減りも少ないため、結果、リボ払い手数料が膨れる仕組みとなっている。

リボ払いの落とし穴②手数料年利15%の恐怖

年利15%とは。現在の定期預金の金利(年利0.002%)のなんと7,500倍!資産運用で15%の利回りを求めようすればかなりハイリスクな運用をしなければなりません。。資産運用していても全く追いつかない金利です。

例:利用金額50万円を毎月1万リボ払いの支払例(2023年3月利用の場合)    (返済回数50回)

 元利定額リボ払い方式(ウイズアウト方式): 手数料合計158,595円 

                        *MUFG三菱UFJニコスリボ払い手数料計算シュミレーションより試算

まとめ

リボ払いは、ショッピングをすればするほど手数料の総額が増える仕組み。特に若い金融リテラシーの低い人に対し購買意欲を誘う手口であり決して手を出してはいけない。どうしても利用するのであればしっかりと返済計画を立てるなど自己管理の上利用すべきである。

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